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Premium Marché 特選素材 5月は「トマト」

野菜

その真っ赤な色から灼熱の太陽を思い浮かべたり、家庭菜園で夏にたくさん収穫できたりするため、夏野菜のイメージがすっかり定着しているトマト。ですが、たっぷりの太陽と涼しい気候、そして適度な乾燥を好むトマトの旬は、春~初夏と秋~初冬とされています。ハウス栽培技術の向上で、私たちは一年中おいしいトマトを食べることができますが、夏の気配が感じられるにつれ「真っ赤なトマトが食べたいな」なんて思う方は多いのではないでしょうか。

5月のプレミアムマルシェが注目したのは、今まさに旬を迎えているトマト。今回は、季節の旨みをギュッと閉じ込めた「トマトを使ったごちそうレシピ」をご紹介します。

旬の恵みをたっぷり味わえる、トマトを使ったごちそうレシピ

簡単なのに本格派。基本のトマトリゾット

トマトの旨みをたっぷり吸いこませた、お米から作る本格的トマトリゾット。少し芯が残るくらいに炊き上げると本場ビストロ風に仕上がります。短時間で完成するので、おもてなしメニューのラストにもおすすめ。(調理時間:約25分)

簡単なのに本格派。基本のトマトリゾット

トマトの旨みをたっぷり吸いこませた、お米から作る本格的トマトリゾット。少し芯が残るくらいに炊き上げると本場ビストロ風に仕上がります。短時間で完成するので、おもてなしメニューのラストにもおすすめ。(調理時間:約25分)

『基本のトマトリゾット』(2人分)

・米 … 1合
・トマト … 2個
・ドライトマト … 2個
・玉ねぎ … 1/2個
・ズッキーニ … 1/3本
・バター … 20g
★顆粒スープの素 … 大さじ1
★水 … 600ml
・塩 … 小さじ1/2
・粉チーズ … 大さじ4
・こしょう … 少々

作り方

1 トマトはヘタをとり、反対側に十文字の切り込みを浅く入れる。

2 ヘタの部分にフォークを刺し、沸騰した湯に入れる。

3 30秒ほどして皮が少しはじけてきたら、冷水にとって皮をむく。

4 (3)のトマトは小さめの角切りにする。玉ねぎはみじん切りにする。

5 ドライトマトは粗みじん切りにする。

6 ズッキーニは2cm厚さのいちょう切りにする。

7 鍋に★を入れて温めておく。

8 フライパンにバターを溶かし、玉ねぎを入れて透明になるまで炒める。

9 米を洗わずに加え、(5)のドライトマトも加えて炒め合わせる。

10 (9)に(4)のトマトと(6)のズッキーニを加えて炒め合わせ、(7)のスープの1/4量を加えて混ぜる。

11 かき混ぜながら途中残りのスープを数回に分けて加え、中火で15分ほど加熱する。少し芯が残るくらいに炊き上げる。

12 塩で調味して火を止める。粉チーズを加えてさっくりと混ぜ合わせ、こしょうをふる。

火を使わないさっぱりスープ。トマトのガスパチョ

別名“飲むサラダ”とも呼ばれている、スペイン・アンダルシア地方の冷製スープ、ガスパチョ(Gazpacho)。真っ赤な完熟トマトにたっぷりの野菜を加えたヘルシーメニューです。冷蔵庫でしっかりと冷やしてからお召し上がりください。(調理時間:約10分)

『トマトのガスパチョ』(2人分 )

・トマト … 2個
・きゅうり … 1/2本
・玉ねぎ … 1/8個
・セロリ … 1/2本
★酢 … 大さじ2
★塩、こしょう … 各少々
・にんにく … 1/2片
・トマトジュース(無塩) … 100ml
・生パン粉 … 25g

作り方

1 湯むきしたトマト、きゅうり、玉ねぎ、セロリはざく切りにし、★をまぶす。きゅうりとトマトは飾り用に少し取り分け、5mm角に切る。

2 ミキサーに(1)、にんにく、トマトジュース、生パン粉を入れて攪拌し、冷蔵庫で冷やす。

3 (2)を器に注ぎ、(1)の飾り用の野菜を散らす。

トマトの酸味とスパイスが食欲をそそる!まるごとトマトのドライカレー

旬のトマトまるごと1個を使ったぜいたくなドライカレーは、市販のルーを使わず、短時間で完成するのもポイント。フレッシュな生のトマトと、熱を加えて甘みや旨みが引き出されたトマトが同時に味わえる一皿です。(調理時間:約20分 ※ご飯を炊く時間は除きます

『まるごとトマトのドライカレー』(1人分)

・トマト … 1個
・レタス … 1枚
・玉ねぎ … 1/4個
・にんにく … 1/2片
・合びき肉 … 70g
・大豆(水煮) … 30g
・サラダ油 … 小さじ1
・カレー粉 … 大さじ1/2
★砂糖 … 小さじ2/3
★しょうゆ … 小さじ2/3
★白ワイン … 大さじ1
★塩 … 少々
・ご飯 … 丼1杯分

作り方

1 トマト、レタスは1cm角に切リ、玉ねぎ、にんにくはみじん切りにする。

2 フライパンにサラダ油、にんにくを入れて炒め、香りが出たら玉ねぎを加えて透き通るまで炒め、合びき肉、大豆、カレー粉を加えてさらに炒める。

3 (2)に半量のトマト、★を加えて汁けがなくなるまで煮る。

4 器に温かいご飯を盛り、残りのトマト、レタスをのせ、(3)をかける。

旬のいわしをデリ風にアレンジ。いわしのトマト煮

5月から旬を迎えるいわしを使った、デリ風お惣菜。完熟フレッシュトマトの酸味とにんにくやタイムなどの香味野菜が、いわしの臭みを和らげてくれます。ワインとの相性も抜群、バケットへ乗せて前菜仕立てにするのもおすすめ。(調理時間:約30分)

『いわしのトマト煮』(2人分 )

・トマト … 1個
・いわし … 小4尾
・塩、こしょう … 各少々
・玉ねぎ … 1/4個
・にんにく … 1片
・小麦粉 … 適量
・オリーブ油 … 大さじ2
★白ワイン … 50ml
★白ワインビネガー … 50ml
★オリーブ(黒・緑) … 各3個
★タイム … 適量

作り方

1 いわしは頭、内臓を取り除いて洗い、水けを拭き取って、塩、こしょうしてしばらくおく。

2 トマトは湯むきをして種を取り除き、1cm角に切る。玉ねぎ、にんにくはみじん切りにする。

3 (1)の水けを拭いて小麦粉をまぶし、半量のオリーブ油を熱したフライパンで両面焼き、取り出す。

4 (3)のフライパンに残りのオリーブ油と(2)のにんにくを入れて熱し、香りが出たら、玉ねぎ、トマトの順で加え、しんなりするまでよく炒める。

5 ★を加えて煮立ったら(3)を入れ、10分ほど煮込む。器に盛り、タイムを添える。

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