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少しの工夫でラク&楽しくなる!みかんとりんごの「むき方・切り方」アイデア集

私たちの食卓に並ぶことの多い柑橘類やりんごですが、ついいつも同じむき方や切り方で食べてしまってはいませんか?

今回ヤンマーマルシェでは、「ちょっと工夫をこらした果物のむき方・切り方」に注目。編集部で実際に試してみて、その手順や食べやすさを調査しました。定番の果物も食べ方を変えるだけで、見た目の印象や食感が変わって楽しくなります。ぜひ一度お試しくださいね。

みかんの皮はヘタ側からむいてみよう

みなさんは(温州)みかんを食べるとき、ヘタ側とおしり側のどちらからむいていますか?指や爪を入れやすいおしり側からむく方も多いと思うのですが、ヘタ側からむくと、皮と一緒に白いスジ(アルベド)が取れやすいと言われています。

ただし、白いスジには食物繊維やビタミンPとも呼ばれる「ヘスペリジン」という成分が含まれているため、必ずしも取らなくてはいけないという訳ではありません。

みかんを4等分に割って食べる有田(ありだ)むき

みかんの一大産地・和歌山県では、「有田(ありだ)むき」または「和歌山むき」と呼ばれる方法でみかんを食べる方が多いようです。

まずはおしり側から真っ二つに割り、

次にもう半分に割って四分割にし、白いスジが取りやすいよう下になっているヘタ側から房を切り離します。

有田むきで食べると、割るだけでスピーディーに皮がむける、爪に白いスジがあまり入らない、皮が細かく千切れないためゴミ捨てが楽になるというメリットを感じました。

柑橘類の救世主!皮むき器「ムッキーちゃん」

甘夏やはっさくなどの柑橘類は分厚い皮をむくのが面倒で、食べたいなと思いつつ別の果物を選んでしまう…という方はいらっしゃいませんか?

そんな時は専用の皮むき器を使うのがオススメです。筆者が愛用しているのは柑橘類用の皮むき器「ムッキーちゃん」。

りんごは輪切りの「スターカット」が手間いらず

りんごは軸を中心として放射線状に八等分する切り方(くし形)が一般的ですが、皮をむくのがやや面倒ではあります。

その手間を省くことができるのが、りんごを横にして輪切りにする「スターカット」。芯の部分が星のように見えていますね。

りんごをスターカットにすると、芯のあるギリギリの部分まで食べることが可能に。さらに、果肉に対して皮の面積が狭いため、皮をむかないままでも食感がさほど気になりません。甘みが詰まった皮の周りや、栄養価の高い皮 も一緒に食べられるのでオススメです。

「スティック切り」でオシャレに盛り付けよう

最近SNS上で注目を集めたのが、果物を野菜スティックやフライドポテトのようにカットする切り方。

りんごの場合は1.5cm幅で縦の輪切りにし、さらに各スライスを1.5cm幅でカット。食べやすいように爪楊枝を刺してグラスに盛り付けます。両端は皮の面積が広くなりますので、気になる方はむいておきましょう。芯の部分はカットした人が食べてしまえばOKです!

スティック状は手に取りやすく、お子さんでも食べやすいサイズなのでサクサクと食べられますよ。見た目が華やかなので、ちょっとしたおもてなしの席にもオススメ。梨やスイカでも応用できます。

「冬の果物には美容にいい」と言われており、ビタミンCが多く含まれている果物がたくさん!ビタミンCは皮脂細胞を作るのに必要な栄養素で、主な働きとしてはコラーゲン合成や紫外線による障害防止などがあります。1日に必要なビタミンCは100g(15歳以上、男女ともに)と推奨されていますが、多く摂っても体内に蓄積することができないので、毎日食べる必要があります。
今回ご紹介した方法だと、手間なく気軽に食べることができるので、是非試してくださいね!