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玄米を食べて自然と共に育った、鹿児島・薩摩の黒毛和牛「元米牛」

肥沃な大地で育った“玄米”と、温暖な環境でのびのびと育った“黒毛和牛”。その2つが出会い、生まれたのが「元米牛」です。言わずと知れた黒毛和牛大国・鹿児島で、今日も広大な放牧地を自由に散策し、おいしさを蓄えています。

ある鹿児島の牛の生産者さんたちが、“究極の産地直送”を目指しました。それは、「牛飼い名人の家で、自慢の牛肉をごちそうになる」こと。自分たちで牛の餌をつくり、牛を育てて加工し、お客様に提供するまでをすべて協力して行うことで、安全でおいしい牛肉の“究極の産地直送”を叶えています。そんな熱い想いを持った人たちの手で、元米牛は育てられています。

元米牛は、清潔な牛舎と豊かな自然が広がる放牧地で、のんびりと、のびのびと、自由に過ごしています。それは、子牛たちも同じ。一般的に、子牛は専用の牛舎で管理され、代用ミルクで育てる飼育方法もあります。しかし、元米牛は生まれてから約3か月間を母牛と一緒に過ごし、栄養と免疫力いっぱいのミルクをたくさん飲んで育ちます。それが、元気で健康な元米牛を育てる基盤になるのです。

放牧地でたっぷり運動した後は、お腹が空きますよね。「生まれてから出荷まで、すべて安全な飼料を与えたい」と考えられた餌は、九州各地の契約農家さんから届く飼料用の玄米や、地域から出る焼酎粕、飼料用作物などをブレンドした、栄養価の高い発酵飼料。牛の健康を考えた独自の餌と適度な運動で、色味・食味などすばらしい肉質が備わっていきます。

玄米を食べて育った元米牛は、ほどよくサシが入ったきめ細かい肉質が見事。脂がほんのりと甘く、肉の旨みもしっかり味わえます。ヘルシーであっさりした後口なので、ステーキなどはもちろん、ローストビーフなどにもピッタリ。

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